トヨタ、12日も国内3工場4ラインを停止 中央発条事故で

3月11日、トヨタ自動車は、午後も国内3工場4ラインの稼働停止を継続すると明らかにした。写真はトヨタのロゴ。メキシコのクアウティトラン・イスカリで1月撮影(2025 ロイター/Raquel Cunha)
[東京 11日 ロイター] - トヨタ自動車は11日、仕入れ先である部品メーカー、中央発条の工場爆発事故の影響により、12日も国内3工場4ラインの稼働停止を継続すると明らかにした。
稼働を停止しているのは高岡工場(愛知県豊田市)の1ラインと豊田自動織機の長草工場(同県大府市)の2ライン、ダイハツ工業の京都工場(京都府大山崎町)の1ライン。
12日以降の稼働は、高岡・長草工場については同日午後に判断する予定。ダイハツの京都工場は15日まで稼働停止を続ける。
爆発事故は6日午前、中央発条の自動車用コイルばねの製造ラインがある藤岡工場(愛知県豊田市)で発生。同社によると、男性1人が死亡し、男性2人が負傷した。同工場では2023年にも爆発事故が起きている。