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マスク氏のxAI、テネシー州で土地購入 スパコン拡張計画

2025年03月10日(月)11時20分

 3月7日、米実業家イーロン・マスク氏が所有する人工知能(AI)新興企業xAIは、テネシー州メンフィス南西部に100万平方フィートの土地を購入した。写真はマスク氏とxAIのロゴのイメージ。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで2月撮影(2025 ロイター/Dado Ruvic)

[7日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が所有する人工知能(AI)新興企業xAIは、テネシー州メンフィス南西部に100万平方フィートの土地を購入した。グレーター・メンフィス商工会議所が7日、明らかにした。

今回の投資は、同社が昨年12月に発表したスーパーコンピューター「コロッサス」を拡張し、同州に少なくとも100万個のグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)を設置する計画に基づいている。

マスク氏は米オープンAIなどの同業に対する競争上の優位確保に努めており、コロッサスは同氏のAIへの意欲を推進する上で極めて重要だとみられている。

同商工会議所は、xAIの昨年12月の発表で示されたように、コロッサスは「スーパークラスター規模への道を順調に進んでいる」と述べた。また新施設は8000万ドルの水リサイクル工場に続き、データセンター運営用に世界最大規模の大型蓄電システム「テスラ・メガパック」を配備すると説明した。

データセンターは大量のエネルギーを消費するため、AIインフラの拡大は環境保護活動家からの批判を招いている。

ロイター
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