ニュース速報
ビジネス

米製造業新規受注、1月は前月比1.7%増 民間航空機の予約急増

2025年03月06日(木)03時07分

米商務省が5日発表した1月の製造業新規受注は前月比1.7%増加した。写真は2015年5月、米ワシントン州レントンのボーイング工場で撮影(2025年 ロイター/Saul Loeb)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米商務省が5日発表した1月の製造業新規受注は前月比1.7%増加した。民間航空機の予約急増により回復したものの、米政権による関税措置が製造業全体の回復の妨げとなる公算が大きい。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.6%増だった。

2024年12月は0.6%減と、当初発表の0.9%減から上方改定された。

1月は前年同月比では3.5%増となった。

1月の民間航空機受注は93.9%増と、昨年12月の28.9%減から大きくプラスに転じた。自動車・同部品は1.5%減少した一方、輸送機器受注は9.9%増加。輸送機器を除く受注は0.2%増となった。

企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.8%増。一方、出荷は0.3%減。いずれも、前回発表から変わらずだった。

非防衛資本財の受注は12.8%増。前回発表は12.9%増だった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

核の傘拡大示唆のマクロン氏やゆ、ロ前大統領「退任惜

ワールド

十分に精査し適切に対応=米関税延期の日本への影響で

ワールド

米政権が解雇した農務省職員、審査委員会が45日間の

ワールド

原油先物5日ぶり反発、関税・増産巡る警戒は続く
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
2025年3月11日号(3/ 4発売)

ジャンルと時空を超えて世界を熱狂させる新時代ピアニストの「軌跡」を追う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 2
    「コメが消えた」の大間違い...「買い占め」ではない、コメ不足の本当の原因とは?
  • 3
    著名投資家ウォーレン・バフェット、関税は「戦争行為」「消費増税」に等しいとトランプを批判
  • 4
    イーロン・マスクの急所を突け!最大ダメージを与え…
  • 5
    「浅い」主張ばかり...伊藤詩織の映画『Black Box Di…
  • 6
    強まる警戒感、アメリカ経済「急失速」の正しい読み…
  • 7
    定住人口ベースでは分からない、東京23区のリアルな…
  • 8
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 9
    アメリカで牛肉さらに値上がりか...原因はトランプ政…
  • 10
    テスラ大炎上...戻らぬオーナー「悲劇の理由」
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天才技術者たちの身元を暴露する「Doxxing」が始まった
  • 4
    ニンジンが糖尿病の「予防と治療」に効果ある可能性…
  • 5
    アメリカで牛肉さらに値上がりか...原因はトランプ政…
  • 6
    「浅い」主張ばかり...伊藤詩織の映画『Black Box Di…
  • 7
    イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身…
  • 8
    イーロン・マスクの急所を突け!最大ダメージを与え…
  • 9
    「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに…
  • 10
    ボブ・ディランは不潔で嫌な奴、シャラメの演技は笑…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中