中国の先物取引所、4日から適格外国人投資家の取引商品を拡大

中国各地の先物取引所は２月２８日、適格外国機関投資家（ＱＦＩＩ）と人民元適格海外機関投資家（ＲＱＦＩＩ）が取引できるデリバティブ商品の範囲を３月４日から広げると発表した。２０１６年６月、香港で撮影（２０２５年　ロイター/Bobby Yip）

［北京　２８日　ロイター］ - 中国各地の先物取引所は２８日、適格外国機関投資家（ＱＦＩＩ）と人民元適格海外機関投資家（ＲＱＦＩＩ）が取引できるデリバティブ商品の範囲を３月４日から広げると発表した。

上海先物取引所は、ステンレス鋼や燃料油、パルプ、コンテナ船（欧州便）の先物に加え、銀などのオプション取引を、これら外国人投資家が取引できる商品のリストに加えた。広州先物取引所は産業用シリコン、炭酸リチウム、多結晶シリコンの先物とオプションに対象を拡大した。

大連商品取引所と鄭州商品取引所もそれぞれ、ＱＦＩＩとＲＱＦＩＩが取引できる商品の種類を増やした。