ＪＸ金属のＩＰＯ、仮条件を810-820円で設定 想定下回る

ＥＮＥＯＳホールディングス完全子会社のＪＸ金属は３月３日、新規株式公開（ＩＰＯ）に伴う仮条件を１株当たり８１０─８２０円に決定したと、関東財務局への届出書で明らかにした。写真はＥＮＥＯＳとＪＸ金属のロゴ。２０１７年２月、横浜市内で撮影（２０２５年　ロイター/Kim Kyung-Hoon）

［東京　３日　ロイター］ - ＥＮＥＯＳホールディングス完全子会社のＪＸ金属は３日、新規株式公開（ＩＰＯ）に伴う仮条件を１株当たり８１０─８２０円に決定したと、関東財務局への届出書で明らかにした。東証から上場承認を受けた際に想定していた８６２円を下回った。

上場に際して４億６５１６万株を売り出す予定。需要に応じて売却する追加分（オーバーアロットメント）の６９７７万株を含めると、仮条件に基づく売り出し総額は４３３３億円から４３８６億円となる。

最終的な公開価格は１０日に決定する。