午後3時のドルは151円後半で上値重い、高田日銀委員の発言で上下動
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2月19日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の151円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 19日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の151円後半で取引されている。一部でタカ派的なトーンへの期待があった日銀の高田創審議委員の発言で午前は上下動する場面があったが、次第に上値が重い展開になった。
ドル/円は午前、高田審議委員のあいさつが始まると徐々に下げが深まり一時151.74円まで売られたが、すぐに買い戻しが入ったとみられ、152.31円で高値を付けた。その後は上値が重い展開が続いた。午後の高田審議委員の記者会見では「急ピッチで進む金利上昇への言及が警戒されていた」(国内銀の為替ディーラー)ものの、踏み込んだ発言はなかった。
SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人・金融市場調査部長は材料が出るたびに一喜一憂する相場が続いているとして、午前の高田審議委員のあいさつでの上下動について「(日銀の)早期利上げ観測を確信に変えるための発言を期待する向きが、期待外れに終わったのではないか」との見方を示した。
他の中銀の動きと絡んで思惑は交錯しており、「FRB(米連邦準備理事会)の高官が利下げに慎重な姿勢を示していることで、ショートカバーも入りやすかった」(上田東短フォレックス営業企画室室長の阪井勇蔵氏)ことも午前のドル/円上昇の一因となったとみられる。
ただ、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)が同日、4会合連続となる利下げを実施するなど、日銀の方向性と他国の金融政策の違いが意識されやすい状態は続いており、「一時的に円が売られても円安が進みにくい」(上田東短の阪井氏)との指摘もあった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 151.75/151.7 1.0456/1.04 158.68/158.6
6 57 9
午前9時現在 151.91/151.9 1.0448/1.04 158.73/158.7
5 49 4
NY午後5時 152.05/152.0 1.0445/1.04 158.83/158.8
7 48 6
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