必要に応じて関係者間の意思疎通を促進＝日鉄幹部訪米で官房長官

　２月１３日、林芳正官房長官（写真）は午前の会見で、日本製鉄のＵＳスチール買収計画を巡り、日鉄とトランプ米政権関係者との協議が予定されているとの報道について「政府としては必要に応じ関係者間の意思疎通の促進に努めてまいりたい」と述べた。写真は都内で２０２３年１２月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

Ami Miyazaki

［東京　１３日　ロイター］ - 林芳正官房長官は１３日午前の会見で、日本製鉄のＵＳスチール買収計画を巡り、日鉄とトランプ米政権関係者との協議が予定されているとの報道について「政府としては必要に応じ関係者間の意思疎通の促進に努めてまいりたい」と述べた。

国内メディアによると、日鉄の森高弘副会長は１２日、トランプ大統領と日鉄の橋本英二会長とのトップ会談について政権側と協議するため、渡米した。

林長官は「まずは日鉄などの関係者間において検討、調整が進められていくものと考えている」と語った。