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東京マーケット・サマリー(31日)

2024年10月31日(木)18時37分

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 152.25/152.26 1.0859/1.0860 165.34/165.35

NY午後5時 153.42/153.43 1.0855/1.0856 166.54/166.57

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル安/円高の152円前半で推移している。日銀は現行政策の維持を市場予想通り決めたが、ドルはしばらく売買が交錯した後、持ち高調整と見られる売りに押された。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 39081.25 -196.14 39179.72 38,832.21─39,249.21

TOPIX 2695.51 -8.21 2697.19 2,679.92─2,702.52

プライム市場指数 1387.22 -4.22 1387.93 1,379.23─1,390.79

スタンダード市場指数 1224.62 +4.27 1220.85 1,218.59─1,225.97

グロース市場指数 807.07 +5.45 801.53 798.30─807.48

グロース250指数 630.28 +4.52 625.86 623.04─630.76

東証出来高(万株) 219131 東証売買代金(億円) 49740.59

大引けの日経平均は、前営業日比196円14銭安の3万9081円25銭と、4営業日ぶりに反落した。前日の米株安の流れを引き継いだほか、日銀の金融政策決定会合の結果発表後に為替の円高が進み、日本株の重しとなった。日経平均は一時400円超安となる場面もあったが、大引けにかけてはもみ合いとなった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1136銘柄(69%)に対し、値下がりが458銘柄(27%)、変わらずが52銘柄(3%)だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227

ユーロ円金先(24年12月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「ビッドサイドの調達ニーズは引き続き底堅い」(国内金融機関)との声が聞かれた。

<円債市場> 

国債先物・24年12月限 144.19 (+0.15)

安値─高値 143.90─144.23

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.935% (-0.015)

安値─高値 0.960─0.935%

国債先物中心限月12月限は、前営業日比15銭高の144円19銭と続伸して取引を終えた。日銀政策決定会合は無風通過したが、その後の植田和男総裁の会見を受けて、夜間取引では国債先物が売られた。三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは「市場で注目されていた『時間的余裕』という表現はあえて使っていない、今後も使わないと繰り返し述べた部分がタカ派的と受け止められている」と指摘した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp低下の0.935%。

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