子供を含む12人が死亡...モンテネグロで銃撃事件 容疑者は大量飲酒後に飲食店で口論

モンテネグロ南西部ツェティニェで1日、飲食店などで銃撃事件が発生し、子どもを含む12人が死亡した。2日撮影(2025年 ロイター/Stevo Vasiljevic)
モンテネグロ南西部ツェティニェで1日、飲食店などで銃撃事件が発生し、子どもを含む12人が死亡した。容疑者はその後自殺を図り、病院に搬送中に死亡が確認された。当局が明らかにした。
警察によると、容疑者は45歳の男で、レストラン店内で口論の末、4人を射殺。その後、別の3カ所でも相次ぎ発砲し、自身の妹のほか、子ども2人を含む8人を殺害した。
警察は容疑者の遺体から違法所持の拳銃と90発以上の弾丸を発見。容疑者は事件前に大量に飲酒していたとみられる。
今回の事件を受け、スパイッチ首相は3日間の国家服喪を宣言。さらに違法武器の規制方法などについて議論するため、3日に国家安全保障会議の会合を開催する。


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