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ステランティス、第3四半期は27%減収 在庫圧縮

2024年10月31日(木)18時35分

[ミラノ 31日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスが31日発表した第3・四半期の売上高は27%減少した。市場予想をわずかに上回った。積み上がっていた在庫の圧縮を進めた。

ダグ・オスターマン最高財務責任者(CFO)は電話会議で「米国の在庫圧縮は予想以上のペースで進んでいる」とし、米国内のディーラー在庫を目標の11月末よりも早く10万台削減できるとの見通しを示した。

同社は先月、通年の業績見通しを下方修正。業界の状況悪化、米事業の見直しに伴うコスト増、電気自動車(EV)を巡る中国メーカーとの競争などを理由に挙げた。

第3・四半期の売上高は330億ユーロ(358億ドル)。ロイターがまとめた市場予想の311億ユーロを上回った。

出荷台数は21%減の117万台。

9月30日時点の在庫は計133万台。前年同期から12万9000台減少した。米国では6月30日─10月30日にディーラー在庫が8万台以上減少した。

ロイター
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