ニュース速報
ビジネス

米高級百貨店サックスが同業ニーマン・マーカス買収、アマゾンなど支援

2024年07月04日(木)07時09分

7月3日、 米高級百貨店サックス・フィフス・アベニューの親会社HBCは、同業ニーマン・マーカスを26億5000万ドルで買収する契約に調印した。写真はペンシルベニア州の商業施設内にあるニーマン・マーカス店舗前で2019年11月撮影(2024年 ロイター/Mark Makela)

[3日 ロイター] - 米高級百貨店サックス・フィフス・アベニューの親会社HBCは、同業ニーマン・マーカスを26億5000万ドルで買収する契約に調印した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が3日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。

インフレや金利上昇に伴って消費者の裁量的な支出が減り、単独での事業運営が苦しくなった両社が統合を通じて生き残りを図る。

新会社「サックス・グローバル」にはアマゾン・ドット・コムとセールスフォースが出資。アマゾンはテクノロジーや物流関連の専門知識を提供し、セールスフォースは人工知能(AI)導入を支援する。

サックスは既にアマゾン、セールスフォースと提携関係にあり、今後そうした関係を深化させるという。

WSJによると、HBCとニーマン・マーカスの取締役会が統合を承認済みで、早ければ3日中にも正式発表される。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

世界の人道援助、米はもはや大半負担せずと国務長官 

ビジネス

米投資適格債の新規発行が停止、相互関税発動で景気後

ビジネス

マイクロソフトが創立50周年イベント、AI事業強化

ビジネス

米国の関税措置、石破首相「極めて不本意で極めて遺憾
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ使い回しをやめるまで
  • 4
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 5
    フジテレビが中居正広に対し損害賠償を請求すべき理由
  • 6
    ユン韓国大統領がついに罷免、勝利したのは誰なのか?
  • 7
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    テスラが陥った深刻な販売不振...積極プロモも空振り…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 8
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中