コラム

「プーチンさんを悪く言わないで!」という「陰謀論」動画の正体

2022年03月09日(水)18時56分

両者の話はコロナに飛んでさらに過熱する。

疫病も戦争も全部ディープステートの計画


馬渕:じゃあなぜバイデンはね、というかアメリカ、もっと言えばディープステートがなぜ今こんなことをやっているかと言うと、これは私の持論でもないんですが、結局ね、いまのナントカ騒ぎ、流行り病の騒ぎがね、心配したんですよね。

あれで世界を支配しようと思ったところが、ピープルが立ち上がっておかしいと言い始めたんですよね。だからご承知の通り北欧はもうやめたでしょ。アメリカの州もどんどん規制を緩和している。それで世界を恐怖に陥れるつもりだったんですけど、2年たってうまくいかなかった。ということが分かったと。

この次何をやるか。彼らの戦略がシフトして、今度は所謂ウクライナ問題を契機として軍事的紛争にもっていくと。(中略)結局ね、いまロシアゲートを仕組んだのはヒラリー陣営だとね、時事上明らかになっているんですね。だからこれもね、バイデンのポジションを、民主党のポジションを危うくしている。ですからね、それもあってだと私は思うんです。とにかく、ウクライナウクライナ、ロシアロシアと言い始めた。アメリカと言うか、バイデン政権、DS政権ですけど、中間選挙までとても持たないですよ。(後略)

水島:まあ、そういうのがウクライナ情勢の中に背景と言うかベースにあるということを、皆さんお分かりいただきたいと思うんですけど。もうひとつは、さっき言った、あんまりこの映像の中では言いにくい事なんですけど、ウイルス系は。結果としては先進国の7,8割がね、注射を打ってね。その時に寿命は何だとか全部やるじゃないですか。ということは日本のご老人たちの、そういう人たちの、健康情報と言うか個人情報も含めて、7、8割が全部ネットワーク化できたというね、ものすごい恐ろしいことがある。

今オミクロンですか、こういうことになってるけど、これだけの情報があると、人口削減とか、人口調整とかいうのも、ウイルスとかなんかを使ってやることを考える連中が出てくる。もう考えていると思いますけど、壮大な全人類の人体実験みたいなことになって行われた、というのもあながち妄想じゃないと思ってるんですね

馬渕:これでちょっと一段落というか、しばらく間を置いてね、また次の手を考えてるんだと思うんですけど、その間はウクライナ危機なり武力紛争で持たせるというかね、こういうことを言うと世の中は、どうしてそんなに悪いのか腹黒いのか、と思いますけど実際そうなんですね。

プロフィール

古谷経衡

(ふるや・つねひら)作家、評論家、愛猫家、ラブホテル評論家。1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2014年よりNPO法人江東映像文化振興事業団理事長。2017年から社)日本ペンクラブ正会員。著書に『日本を蝕む極論の正体』『意識高い系の研究』『左翼も右翼もウソばかり』『女政治家の通信簿』『若者は本当に右傾化しているのか』『日本型リア充の研究』など。長編小説に『愛国商売』、新著に『敗軍の名将』

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