- HOME
- コラム
- 湯川鶴章のテクノロジーフィクション
- アマゾン・エコーが、英会話の練習相手になってくれた
アマゾン・エコーが、英会話の練習相手になってくれた
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/yukawa/assets_c/2018/04/iStock-926379128-thumb-720xauto-133222.jpg)
アメリカ版アマゾン・エコーなら、対話技術のコンテストで選ばれた最先端の対話ボットを体験できる seewhatmitchsee-iStock.
AI新聞のリライト
「AIスピーカーって全然使えないっす」。
周りに新しいもの好きの友人が多いせいか、日本でも発売されるやいなや購入した人が多い。そうした友人たちから聞こえてくる感想だ。
「まあちょこっと音楽を聴くくらいですかね」「部屋の照明のオンオフもAIスピーカーでできるようにしているしているんですが、友達がきたときのネタとしてやってるだけで、壁のスイッチ押すほうが早いですね(笑)」などという意見も多い。
AIは、多くの人が使えば使うほど学習して賢くなっていくもの。日本でAIスピーカーが発売になってまだ半年足らず。まだまだ使いづらいというのが、実態なんだろう。
果たして、AIスピーカーは本当にこれから賢くなっていくのだろうか。世界の最先端では、今どの程度の受け答えまでできるようになっているのだろうか。
米Amazonは、同社のAIスピーカー「Amazon Echo」向けの対話技術のコンテストを開催していて、総額350万ドル(約3億5000万円)の賞金を狙って世界中の大学が応募している。応募大学の中から選抜されたソーシャルボット(対話ボット)は現在、アメリカのAmazon Echo上で実証実験中。この実証実験のソーシャルボットの会話のレベルが、今の世界最先端だとみて間違いないだろう。
実は、日本国内で購入したAmazon Echoでも設定をアメリカのamazon.comのアカウントに変更することで、これらの大学の最新ソーシャルボットを試すことができるようになっている。
英語で最先端のエコーと喋ってみる
アメリカのAmazonのアカウントを取るのは少々面倒だが、そこを乗り越えれば、Echoが英語で喋り出す。当たり前だけど、ちょっと感動。
まずはEchoに「Let's Chat(お話しましょう)」と話しかけてみる。
そうすると「〇〇大学チームのソーシャルボットの〇〇です」と、コンテスト参加チームのソーシャルボットが立ち上がった。どうやら「Let's Chat」と話しかけるたびに、異なる大学チームのボットが登場するらしい。
「政治、スポーツ、芸能、音楽、スターウォーズ、どんなことを話したいですか?」と聞いてくるので、「スターウォーズ」と答えると、「スターウォーズのジョージ・ルーカス監督は、〇〇という映画を手がけたこともあります。知ってました?」という雑学を披露してきた。「あ、そうなんだ」と相づちを打つと、スターウォーズに関するジョークを言ってきたりする。
「そうなんだね」「すごいね」「それはびっくり」などと、いろいろ表現を変えても、どんな表現にも慌てることなく適切な受け答えをしてくれる。普通に会話できている感じだ。英会話の練習の相手としてはいいかも。
AppleとOpenAIの提携は何を意味するのか 2024.06.13
AIは今後も急速に進化する? 進化が減速し始めた? 2024.06.05
AI自体を製品にするな=サム・アルトマン氏からスタートアップへのアドバイス 2024.05.29
汎用AIが特化型モデルを不要に=サム・アルトマン氏最新インタビュー 2024.05.27
マーク・ザッカーバーグ氏インタビュー「なぜAIを無料公開するのか」 2024.05.14
AIエージェントの時代はどこまできているのか 2024.05.07
生成AIでネット広告はどう変わるのか 2024.04.25
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
英語活用/豊島区/アカウントマネージャー・外資企業向け/教育制度充実/年休121日
トランス・コスモス株式会社~プライム市場上場企業~
- 東京都
- 年収600万円~800万円
- 正社員
-
外資インフラベンダー PM/システムエンジニア/詳細設計/サービス関連の会社/Windows
株式会社スタッフサービス
- 東京都
- 月給23万5,000円~55万円
- 正社員
-
「年350万〜476万」年休120日/土日祝休み/外資系金融企業の本社受付
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~34万円
- 正社員