車にひかれ怯えていた保護犬が、ついに心を開いた瞬間...胸に顔をうずめた姿に世界が涙
Tears at Moment Stray Dog 'Finally Feels Safe' After Being Rescued

「もう怖がらなくていい」 人間に心を許した保護犬の「その瞬間」が話題に(写真はイメージです) Igor Sporynin-Unsplash
<モロッコで救助された野良犬アルマ。抱きしめられて初めて「もう怖がらなくていい」と気づいたその瞬間が映像に収められ、SNSでは「こんなに泣いたの久しぶり」と感動の声が広がっている>
モロッコで保護された野良犬が、人間に心を許し、ついに「安心した瞬間」を見せた──その映像がRedditに投稿され、多くの人の涙を誘っている。
この子犬は「サンシャイン・アニマル・レフュージ・アガディール(SARA Morocco)」によって救助された。2024年2月、SARAに「6カ月ほどの子犬が路上に放置されている」との連絡が入り、職員のヘイゼルさんが本誌に語ったところによると、犬の名前はアルマ。車にひかれた可能性があるとみられていた。
【動画】「安心してもいいんだ」と気づいた保護犬が見せた行動に、世界中が涙した理由
当時SARAは施設内でパルボウイルスが流行していた上、保護スペースも限られていたため、すぐに引き取ることができなかった。そこで、アルマを発見した家族が数週間の一時保護を申し出てくれたのだ。SARAのスタッフはまずアルマを動物病院に連れて行き、必要な治療を受けさせてから、その家族のもとへ一時的に戻した。
そして3月1日、アルマはついに正式にSARAの保護下に入った。だがすぐに心を開いたわけではなく、施設で安心できるようになるまでには少し時間がかかった。
そんな中、3月17日に撮影された動画がRedditに投稿された。アカウント名u/sproggs44がr/awwに投稿したその映像には、ついに心を許したアルマの姿が映っていた。