反トランプのうねり、どこまで大きくなればアメリカを引き戻せるのか
'Hands Off' Protesters Rally Against Trump In New York
ブロンクスに住む大学院生のケイラニ(26)は、国民の権利を守るための憲法上の規定が骨抜きにされることを懸念している。「一番心配なのは、裁判所が出した命令が露骨に無視されていることだ」と彼女は言う。「抑制と均衡が機能しないどころか、どんどん破壊されつつある」
反トランプ派のデモはほぼ平和的に行われたが、マディソンスクエア・パークでは対抗してデモを行っていたトランプ支持者との間で小競り合いも起きた(すぐに警察が介入した)。
反トランプ派と口論を繰り広げていたトランプ支持者のブライアンは、反トランプ派に対する抗議デモに参加した理由を「文化的混乱」と「社会的衰退」と戦うためだと述べた。
「誰も私の生活を心配してくれないのに、なぜ私が他人の生活の心配をしなければならないんだ」と、ブライアンは言う。「政治家の中には悪い奴ともっと悪い奴しかいない。問題はどちらを選ぶかだ」
ニューヨークでのデモは夕方6時ごろには収束に向かった。一部のグループはその場に残って歌を歌ったり、「トランプとその取り巻きの大富豪たちがアメリカ政府とアメリカ経済を破壊し私腹を肥やしていること」に抗議の声を上げる者もいた。