最新記事
軍事

「アメリカに死を...」バラバラになって燃え盛る機体...フーシ派がアメリカの無人機「MQ9リーパー」撃墜の動画を公開

Houthi Video Shows Wreckage They Say Is Downed U.S. Drone

2025年4月4日(金)17時37分
アミラ・エルフェッキ
MQ9リーパーの3Dイラスト

Mike Mareen-shutterstock

<紅海をシオニストの船が通るのは許さない──動画には「アメリカに死を、イスラエルに死を」の歓声と共に燃え残った機体を見分する人々も>

イランを後ろ盾とするイエメンの反政府武装勢力フーシ派がアメリカの無人攻撃機「MQ9リーパー(MQ-9 Reaper)」を撃墜したと主張して、その残骸とされる映像を公開した。本誌はアメリカ中央軍(CENTCOM)とフーシ派にコメントを求めている。

【動画】「アメリカに死を」バラバラになって燃え盛る機体...フーシ派がアメリカの無人機「MQ9リーパー」撃墜の動画を公開

フーシ派は2023年10月のハマスによるイスラエル攻撃で戦争が始まって以来、紅海を航行する商船を100回以上も攻撃。パレスチナの組織と連帯する戦いとして国際貿易の重要ルートを混乱に陥れ、アメリカ軍に対抗している。

フーシ派は、サナアの本拠地に対するアメリカ軍の激しい空爆の中でも攻撃の継続を伝えている。そうした攻撃の成功は、アメリカ軍がまだフーシ派の攻撃を阻止できるほどのダメージを与えられていない状況をうかがわせる。

今回公開した映像には、イエメンのマリブ近郊で撃墜したアメリカのMQ9とされる残骸が映っている。歓声を上げて「アメリカに死を、イスラエルに死を」と叫ぶ声が聞こえる。

アメリカ軍はAP通信に対し、リーパーの撃墜については認識していると語った。これに先立ち4月1日には別のMQ9がフーシ派に撃墜されたと伝えられていた。

米国はフーシ派(別名アンサール・アッラー)をテロ組織に指定しており、ドナルド・トランプ大統領は同組織を「壊滅させる」と宣言している。アメリカ軍は3月15日に作戦を開始し、4月1日もフーシの拠点を攻撃。中央軍はXに「CENTCOMはフーシの拠点攻撃を続けている」とポストした。

展覧会
奈良国立博物館 特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」   鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏の相互関税、一部発動 全輸入品に一律10

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、2週連続減少=ベーカー

ワールド

台湾の安全保障トップが訪米、トランプ政権と会談のた

ワールド

北朝鮮の金総書記、特殊作戦部隊の訓練視察 狙撃銃試
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描かれていた?
  • 3
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 6
    テスラが陥った深刻な販売不振...積極プロモも空振り…
  • 7
    地球の自転で発電する方法が実証される──「究極のク…
  • 8
    大使館にも門前払いされ、一時は物乞いに...ロシア軍…
  • 9
    4分の3が未知の「海の底」には何がある? NASAと仏…
  • 10
    「パパ、助けて...」壊れたぬいぐるみの「手術」を見…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中