トランプ氏の相互関税、一部発動 全輸入品に一律10%

トランプ米大統領が2日に発表した相互関税のうち、米国への全ての輸入品に一律10%の基本関税を課す措置が米東部時間5日午前0時01分(日本時間同日午後1時01分)に発効した。写真はニューヨークのスタテン島で2日撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
David Lawder
[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領が2日に発表した相互関税のうち、米国への全ての輸入品に一律10%の基本関税を課す措置が米東部時間5日午前0時01分(日本時間同日午後1時01分)に発効した。
9日には、各国の関税や非関税障壁を考慮し、国・地域別に税率を上乗せする措置も発効し、57カ国・地域が対象となる。日本への関税率は24%、欧州連合(EU)は20%などとなっている。中国は発動済みの20%に加え、34%を上乗せする。
10%の基本関税が最初に課される国にはオーストラリア、英国、コロンビア、アルゼンチン、エジプト、サウジアラビアなどが含まれる。
米税関・国境警備局が荷主に出した通達によると、5日深夜時点で海上輸送中の貨物に猶予期間はない。
しかし、5日午前0時01分までに船舶や航空機に積み込まれ、米国に輸送中の貨物については51日間の猶予期間が設けられている。
10%の関税を回避するには、5月27日午前0時01分までに米国に到着する必要がある。