理不尽過ぎるトランプ関税にカナダが激怒、「狙いは併合、決して屈しない」と報復を開始
Canada to Cut Off Electricity to US States: 'Need to Feel the Pain'
「関税戦争を始めたのは私ではないが、我々はこの関税戦争に勝つつもりだ」とフォードは言った。「彼らがオンタリオ州を消滅させようとするのであれば、私は笑みを浮かべながら、彼らのエネルギーを断つことを含め、あらゆることをするつもりだ。他のすべての州にも同じことをするよう働きかけている」
「アメリカは、カナダのエネルギーに依存している。彼らは痛みを感じる必要がある」
フォードは3日、米NBCのインタビューにおいて、カナダのエネルギーは「ニューヨーク、ミシガン、ミネソタにおける150万世帯と工場に明かりを灯し続けている」と語った。
トランプは、メキシコとカナダがそれぞれ、国境を越えて米国に流入するフェンタニル(医療用麻薬「オピオイド」の一種)と不法移民の流れを食い止めることができなかったことに対応して関税を導入する、と述べた。また、メキシコとカナダの対米貿易は黒字であり、アメリカをいいように利用してきた、とも主張した。
関税は当初、2月に発効する予定だったが、トランプは、カナダのジャスティン・トルドー首相、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領との会談後、1カ月延期していた。