「防衛費の増額要求ない」「対日関税、わからない」...日米首脳会談を終え帰国の石破首相
日本製鉄のUSスチール買収を「投資」と表現した真意について、「単なる買収でない」とし、「USスチールは米国の会社であり続ける」と指摘。「日本に買収されて日本の会社になることにものすごく抵抗感があるなら、米国の企業であり高品質のものを作り続けることがトランプ大統領にとって大切なこと」と話した。
米国からLNGを輸入するメリットに関し「日本経済は中東の石油で動いているが、アラスカ油田開発は距離的にも(日本に)近接している」とし、安定的にリーズナブルな値段のエネルギーは国益にかなうと指摘した。
トランプ大統領が北朝鮮を核保有国と発言した経緯に関し、首相はトランプ政権は北を核保有国とは認めていないと話した。トランプ大統領が拉致被害者の安否を気遣っていたとも述べた。
初対面となったトランプ大統領の印象について「テレビでみると怖そうなおじさんだったが実際に会ってみると人の話をよく聞き、ここから先かなりじっくり落ち着いて話せる印象だった」と強調。会談は「いい結果になった」との認識を示した。


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