最新記事
災害

注目を集めた「ロサンゼルス山火事」映像...空に広がる、「まるで世界の終わり」のような光景

Haunting footage of LA morning sky during wildfires shocks viewers online

2025年1月17日(金)17時57分
メリッサ・フルール・アフシャル
ロサンゼルス山火事

Gene Blevins-Reuters

<山火事の被害の大きさを物語る動画を見た人々からは数多くのコメントが寄せられ、被害を受けた人たちに対する支援の動きも広がっている>

山火事で甚大な被害を受けた米カリフォルニア州ロサンゼルス。現地からは住人らが撮影した様々な映像がネットに投稿されているが、中でも注目を集めているもののひとつが、夜明けのパリセーズ地区で撮影された「この世の終わりのような光景」を捉えた動画だ。1月9日にTikTokに投稿され、その絶望的な光景が見る人にショックを与えている。

■【動画】まるで「この世の終わりの光景」...ロサンゼルス山火事、夜明けの街で撮影された映像が「不気味すぎる」

「今朝のLA」というキャプションがつけられたこの動画には、燃え続けている炎で真っ赤に照らされた空の下、黒く焼け焦げたがれきが広がる現実感のない風景が映し出されている。分厚い煙とすすが日光を遮っているため辺りは暗く、不吉で不安をかき立てるような光景だ。この投稿には#LosAngeles(ロサンゼルス)と#Palisades(パリセーズ)というシンプルなハッシュタグがつけられている。

この動画は見た人々に衝撃や悲しみをもたらし、大勢の人がコメント欄に思いを書き込んでいる。

ある人物は「生まれてからずっとここで暮らしてきたが、こんな光景は見たことがない」とコメント。別の人物は「今朝LAX(ロサンゼルス国際空港)行きのフライトで仕事をしていたが、着陸時に上空から見た光景は不気味だった。まるで悪夢の中にいるようだった」と書き込んだ。

試写会
『シンシン/SING SING』ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

NATOのウクライナ巡る行動に「核紛争リスク」、ロ

ビジネス

トランプ氏、4月2日の相互関税発動に変更なし

ビジネス

米2月の卸売物価は前月比横ばい、関税措置が今後影響

ワールド

トランプ氏「ロシアの正しい対応に期待」、ウクライナ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ?
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 5
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 6
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 7
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 8
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 9
    「トランプの資産も安全ではない」トランプが所有す…
  • 10
    「紀元60年頃の夫婦の暮らし」すらありありと...最新…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 9
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 10
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 6
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中