クルスク州のロシア軍司令部をウクライナがミサイル攻撃...北朝鮮の高官らが駐留していたとの情報
North Korean commanders may have been inside Putin's compound hit by Kyiv
ロシアの防空システムは「機能しなかった」
X(旧ツイッター)には攻撃の様子を捉えた画像や動画が出回っている。
アカウント名「Ukraine Battle Map」のユーザーは衛星画像と動画を投稿し、次のような説明を添えた。
「ウクライナがクルスク州マリイノの地下にある軍の指揮所を攻撃した。ウクライナから最大40キロのあたりに位置する施設だ。攻撃にはイギリス製の巡航ミサイル『ストームシャドー』が12発程度使用され、当時指揮所にはロシア軍の司令官に加えて北朝鮮軍の当局者もいた可能性が高い(ディフェンス・エクスプレス報道)」
別のユーザー「Tendar」も複数の画像と動画を投稿し、次のように書き込んだ。
「ウクライナ軍はストームシャドーがロシアのクルスク州マリイノにある施設を攻撃する様子を捉えたドローン映像を公開した。動画はミサイルがこの施設内の複数の建物を狙い、少なくとも3棟に着弾したことを示している。ミサイルの着弾点に印をつけておいた。これが重要な作戦だったのは間違いない。ロシアの防空システムがミサイルを阻止できなかったこと、敵の偵察ドローンの飛来まで許したことがそれを雄弁に物語っている」
イギリスは以前ウクライナに対してストームシャドーを供与しており、最近もさらなるミサイル供与を含む新たな軍事支援パッケージの準備を進めている。ストームシャドーは450キロの弾頭を搭載することが可能で、射程距離は500キロメートルだ。