ユーロ圏総合PMI、4月速報50.1に低下 サービス業が50割れ

4月23日、S&Pグローバルがまとめた4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.1と、3月の50.9から低下した。独シュトゥットガルト近郊の自動車工場で2024年3月撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[ロンドン 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.1と、3月の50.9から低下した。ロイターがまとめた市場予想は50.3だった。
サービス部門PMIが好不況の分かれ目となる50を下回った。製造業PMIも引き続き50を下回っている。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス業がやや足を引っ張った。昨年2月以降、活動の拡大がほぼ途切れなく続いていたが、縮小に転じた。これを受けて経済全体が停滞した」と述べた。
サービス部門PMIは51.0から49.7に低下。市場予想の50.5を下回った。同部門の楽観度は急低下。事業見通し指数は57.8から53.1に低下し、新型コロナウイルスが流行していた2020年半ば以来の低水準となった。
3年近く50を下回っている製造業PMIは48.6から48.7に上昇し、27カ月ぶりの高水準。ロイターがまとめた市場予想の47.5を上回った。
生産指数は50.5から51.2に上昇。約3年ぶりの高水準となった。
同氏は「製造業は予想以上に持ちこたえているようだ。米国が4月初めに10%の一律関税と25%の自動車関税を導入したにもかかわらず、ユーロ圏の大半の製造業者はさほど動揺していない」と指摘。
「崖から転落するどころか、2カ月連続で生産が増えた。しかも3月より力強く増加している」と述べた。
トランプ米大統領が関税政策を二転三転しているため、不透明感が強まっているが、製造業の受注残の処理が一部寄与した。受注残指数は47.7から46.8に低下し、3カ月ぶりの低水準となった。
需要全体が再び減少に転じる中、企業は人員削減を再開した。総合雇用指数は50.4から49.9に低下した。
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