最新記事
ウクライナ戦争

元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-101」を撃ち落とす劇的瞬間...ウクライナ空軍が公開

Video Shows Ukrainian Ex-Kindergarten Teacher Shooting Down Russian Missile

2024年11月19日(火)20時20分
マルニ・ローズ・マクフォール

動画にはグラバーチュクがイグラを発射する様子が映っている。MANPADSは「携行式防空ミサイルシステム」の略で、低空飛行する航空機に脅威を与える誘導兵器だ。

同じく17日、ジョー・バイデン米大統領が、アメリカが供与した兵器を使用してロシア領内を攻撃することをウクライナに許可したことが明らかになった。

ロイター通信などのメディアが報じたこの決定により、戦争は転換点を迎えることになる。

この決定は、ロシア領内への長距離攻撃を認めるようウクライナ政府が何カ月にもわたって訴えてきた要求を受けたものだ。アメリカ政府は戦争が激化することを恐れてここまで慎重な姿勢を示してきたが、ロシアが北朝鮮兵のウクライナ配備を決定したことで考えが変わったとされている。

ウラジーミル・プーチン大統領の報道官ドミトリー・ペスコフは、この決断が緊張をエスカレートさせ、アメリカは2022年2月に始まったこの戦争への関与を深めることになると述べた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米一戸建て住宅着工件数、10月6.9%減 ハリケー

ワールド

独中首脳、ウクライナ巡り協議 ショルツ氏「隣人を恐

ビジネス

ECB、制約的政策必要なし ガイダンス充実を=伊中

ビジネス

英中銀、慎重な金利政策必要 予算案の影響見極め=総
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 2
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 3
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 4
    70代は「老いと闘う時期」、80代は「老いを受け入れ…
  • 5
    なぜ今さら長射程ミサイル解禁なのか、ウクライナ戦…
  • 6
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 9
    死者35人「暴走車」事件を隠したい...中国当局が取っ…
  • 10
    アメリカの歴史に名を残す「トランプはこの100年で最…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 6
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 7
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 8
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 9
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 10
    2人きりの部屋で「あそこに怖い男の子がいる」と訴え…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中