「スマホ投稿」が暴露した秘密...台湾防衛が中国に筒抜けとなる理由

No Secrets in an Age of Social Media

2024年11月7日(木)13時30分
ポール・ホワン(台湾民意基金会の研究員)

こうした傲慢さと、中国が強大化し続けていることを認めようとしない姿勢が国防部と国家安全保障のリーダーシップに蔓延していると、蔡英文(ツァイ・インウェン)前政権で国家安全会議の上級スタッフだった人物は匿名で語る。

「うまくいかない可能性があることは、全てうまくいかないだろう。そして、平時に既に敵にさらされている部隊は、戦争になれば壊滅するだろう。指導部レベルで根本的な変化が起きて、戦争をありのままに、私たちが望むようにはならないものとして対処するようにならない限り、戦争が起きて思い知ることになる」


Foreign Policy logo From Foreign Policy Magazine

2024110512issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年11月5日/12日号(10月29日発売)は「米大統領選と日本経済」特集。トランプvsハリスの結果で日本の金利・為替・景気はここまで変わる[PLUS]日本政治と迷走の経済政策

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米金利先物、12月と来年の追加利下げを予想 FOM

ワールド

プーチン氏、ロシアと北朝鮮の合同軍事演習の可能性示

ビジネス

米国株式市場=S&Pとナスダック続伸、FRBが予想

ワールド

トランプ氏関税案、完全導入の公算小 実施ならインフ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 2
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どうして始まりなぜ変えられないのか?
  • 3
    後ろの女性がやたらと近い...投票の列に並ぶ男性を困惑させた行為の「意外すぎる目的」とは? 動画が話題に
  • 4
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 5
    アメリカを「脱出」したいアメリカ人の割合が史上最…
  • 6
    「トイレにヘビ!」家の便器から現れた侵入者、その…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 8
    「ハリス大敗は当然の帰結」──米左派のバーニー・サ…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 5
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 6
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 7
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 8
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが…
  • 9
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 10
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中