最新記事
米大統領選

米大統領選、当日に勝者が判明しない可能性も...7つの激戦州の独自ルールとは?

2024年10月28日(月)21時00分

ミシガン州

ミシガン州では前回大統領選の後、投票所での期日前投票が導入され、人口が5000人を超える管轄区域では選挙8日前から郵便投票の処理と集計を開始することが認められるようになった。小規模な管轄区域では11月4日から可能となる。

当局はこれらの変更により、郵便投票を事前に処理できなかった前回大統領選よりも迅速に結果を報告できるようになることを期待している。


 

ネバダ州

前回大統領選でのネバダ州の開票作業は遅く、民主党候補だったバイデン大統領に結果の電話があったのは選挙の5日後だった。関係者は、その後の変更によってプロセスが迅速化するはずだと説明している。

最も顕著なのは、各郡が10月21日に郵便投票の処理と集計を始めることが許可されたことだ。加えて期日前投票の集計は投票終了まで待つのではなく、選挙当日の午前8時(1500GMT)に開始できるようになった。

それでも、ネバダ州の結果はすぐに出ないかもしれない。同州では郵便投票の人気が高まっており、遅く到着した郵便投票用紙を受け付ける唯一の激戦州となっている。

11月5日までの消印がある郵便投票でも、4日以内に到着すれば集計される。このように遅く届く郵便投票は民主党にとって有利な票なのが通例で、選挙日の後の集計でハリス氏の票が上積みされる可能性がある。

ビジネス支援
地域経済やコミュニティを活性化させる「街のお店」...その支援が生み出す、大きな効果とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

スイス大統領、ウクライナへの武器再輸出の禁止解除を

ワールド

中国、子育て家族支援策発表 人口減少で出産奨励

ワールド

英、ロシア3機関に制裁 ウクライナの弱体化狙い「偽

ビジネス

ドル一時153.88円、3カ月ぶり円安水準 衆院選
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細すぎる足場」からの絶景、「めまいがする」と話題
  • 3
    ウクライナ戦争に金正恩が「暴風軍団」を派遣...北朝鮮とロシアの接近に中国・習近平が苛立つワケ
  • 4
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 6
    「メーガンは他の女性と異なる」...メディアとファン…
  • 7
    EV普及の「副作用」、電池回収によるレアメタル再利…
  • 8
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 9
    過去最大の素数「2の1億3627万9841乗−1」が発見され…
  • 10
    NFLの試合にトランプ支持の女性が乱入! ハイヒール…
  • 1
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る
  • 4
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…
  • 5
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 7
    渡り鳥の渡り、実は無駄...? 長年の定説覆す新研究
  • 8
    逃げ場はゼロ...ロシア軍の演習場を襲うウクライナ「…
  • 9
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 10
    北朝鮮を頼って韓国を怒らせたプーチンの大誤算
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 7
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 8
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 9
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中