オオカミと比べて鈍いペット犬の感情表現、その理由とは?
Canine Emotions

かわいらしい顔つきでも内面は複雑かも MIGHTYPICS/ISTOCK
<人間の飼育や品種改良が犬の感情表現を妨げている>
ペットの犬は感情表現が下手? 英ダラム大学の研究で、人間による飼育や品種改良が犬の感情表現に影響していることが明らかになった。
オンライン誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された論文によると、現代の犬は祖先のオオカミほど好意と恐怖の表情をつくり分ける能力が高くない。意図的なブリーディング(品種改良)で垂れた耳や短い鼻など人間がかわいく思う特徴が強まり、さまざまな感情の表情がつくりにくくなったことが一因だ。
今回の研究では、捕獲したオオカミと飼い犬の動画を比べ、彼らがある状況下でどんな反応をするか、他者とどうコミュニケーションを取っているように見えるかを調べた。
研究チームが取り上げたのは怒り、不安、好奇心、恐怖、友好、幸せ、興味、喜び、驚きの9つの感情表現。オオカミは他者の顔の動きから、これらの感情を71%の精度で読み取れることが分かった。
これが飼い犬の場合は65%まで低下。特に、友好といった正の感情と、恐怖など負の感情の区別が難しかった。
犬が混乱すれば、人間も犬の恐怖や攻撃的な行動を友好的なものと誤解しかねず危険だ。犬同士のけんかの危険性も高まる。
例えばオオカミは怒っているとき、約80%の確率で鼻にしわを寄せ、上唇を上げる。しかし、飼い犬が同様の動きをする確率は34%にすぎない。
-
東京都港区/外資系企業での一般事務・庶務業務
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給21万7,200円~
- 正社員
-
「セールスコンサルタント」日系/外資TOP企業の人事/経営層を相手に採用戦略を提案/人材サービス「紹介/教育/研修」
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収600万円~800万円
- 正社員
-
港区・虎ノ門ヒルズ/外資系大手企業内での一般事務/資料のスキャニング、保管
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給21万7,200円~
- 正社員
-
外資インフラベンダー PM/システムエンジニア/詳細設計/サービス関連の会社/Windows
株式会社スタッフサービス
- 東京都
- 月給23万5,000円~55万円
- 正社員