プーチン氏、民間インフラ攻撃停止提案検討の用意=大統領府

ロシア大統領府のペスコフ報道官は22日、ウクライナのゼレンスキー大統領が提案した双方の民間インフラへの攻撃停止について、検討する用意があると表明した。ロシアに空爆されたザポリージャで22日撮影(2025年 ロイター)
Dmitry Antonov
[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は22日、ウクライナのゼレンスキー大統領が提案した双方の民間インフラへの攻撃停止について、検討する用意があると表明した。ただ、両国が協議する具体的な計画は今のところないという。
プーチン大統領は21日、ウクライナとの二国間協議を提案。ゼレンスキー大統領は、プーチン氏の提案に対し直接反応せず、民間施設への攻撃終了の提案であらゆる形式の協議に応じる用意があると指摘。「ロシアの明確な回答を期待している」と述べた。
ロシアの回答に関する記者団の質問に、ペスコフ氏は、前週末にプーチン氏が宣言した復活祭に合わせた30時間の停戦での出来事を考慮しつつ協議する必要があると述べた。