最新記事
ウクライナ

ブリンケン、ウクライナで電撃ライブ! なぜ米国務長官が?...と賛否両論に

2024年5月20日(月)19時10分
イザベル・バンブルーゲン
ブリンケン米国務長官

ブリンケン米国務長官はギター演奏と歌声を披露したが BRENDAN SMIALOWSKIーPOOLーREUTERS

ブリンケン米国務長官が、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でパンクパンドと一緒にライブをした。

5月14日に電撃訪問したブリンケンは同日夜、市内のバーでステージに登場。アメリカは今後もウクライナを支援すると聴衆に語り、ニール・ヤングの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」を披露した。

東部ハルキウ(ハリコフ)でロシア軍の攻勢が続くなか、この「パフォーマンス」には賛否両論が巻き起こっている。

「欧米には、ソフトパワーや外交術の実例だという声もある。だがハルキウでの劣勢や国内の電力不足を考えると、ずれた行為だと(多くのウクライナ人は)思っている」。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のオスタプ・ヤリシュ記者は、X(旧ツイッター)への投稿でそう指摘した。

米紙ニューヨーク・タイムズは同じ14日に、ウクライナ国防省情報総局長の発言として、ハルキウの戦況は刻々と「重大局面に近づいている」と報じた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米ロ、サウジ会合の結果を分析中 「協議内容公表せず

ワールド

豪政府が予算案発表、新たな減税盛り込む 財政収支は

ワールド

独IFO指数、3月は86.7に上昇 景気回復期待高

ビジネス

米個人消費が鈍化、物価高や経済見通し悪化で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放すオーナーが過去最高ペースで増加中
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 5
    コレステロールが老化を遅らせていた...スーパーエイ…
  • 6
    ロシア軍用工場、HIMARS爆撃で全焼...クラスター弾が…
  • 7
    止まらぬ牛肉高騰、全米で記録的水準に接近中...今後…
  • 8
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 9
    トランプの脅しに屈した「香港大富豪」に中国が激怒.…
  • 10
    ドジャース「破産からの復活」、成功の秘訣は「財力…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 10
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中