最新記事
NCAA

脅威の成功数...ネブラスカ大・富永啓生、NCAA3ポイントコンテストで優勝<動画有>

2024年4月5日(金)12時15分
岩辺智博(本誌記者)
富永啓生

NCAAトーナメント1回戦でプレイした富永啓生(3月22日、米メンフィス) Petre Thomas-USA TODAY Sports via REUTERS

<昨年のワールドカップで日本代表として活躍した富永啓生が、全米から選出された8人の優秀選手たちによる戦いを見事に制した>

FIBAワールドカップ2023で男子バスケットボール日本代表として活躍したネブラスカ大の富永啓生が、NCAA(全米大学体育協会)トーナメント期間中に開催される3ポイントコンテストに招待され、優勝する快挙を成し遂げた。

【動画】ネブラスカ大・富永啓生がNCAA3ポイントコンテストで見せた圧巻のパフォーマンス

富永は桜丘高校(愛知県)を卒業後に渡米し、レンジャー短大へ進学。その後NCAA1部のネブラスカ大に編入して中心選手として活躍した。チームとして10年ぶりの出場となったNCAAトーナメントでは、1回戦でテキサスA&M大に83-98で敗れたが、得意の3ポイントシュート5本を含む21得点を記録するなど存在感を示していた。

 

同コンテストは現地時間4日にアリゾナ州フェニックスのグランド・キャニオン大で行われ、ESPNで生中継された。全米から招待された8人の優秀選手たちによる予選を1位で通過し、セミファイナルとファイナルでも実力を披露してチャンピオンの座を勝ち取った。

シーズンを通しての活躍と今回のコンテストで知名度を上げた富永には、6月末に行われるNBAドラフトでの指名にも期待がかかる。指名されれば、現在ロサンゼルス・レイカーズで活躍する八村塁以来2人目の日本人選手となる。

20250204issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年2月4日号(1月28日発売)は「トランプ革命」特集。大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で、世界はこう変わる


※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

フジHD、純利益7割減 フジテレビ広告収入減で下方

ビジネス

武田薬、通期の営業益3440億円に上方修正 市場予

ビジネス

ドイツ銀行、第4四半期は予想以上の減益 コスト削減

ビジネス

キヤノン、メディカル事業で1651億円減損 前12
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ革命
特集:トランプ革命
2025年2月 4日号(1/28発売)

大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 3
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? 専門家たちの見解
  • 4
    トランプのウクライナ戦争終結案、リーク情報が本当…
  • 5
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 6
    東京23区内でも所得格差と学力格差の相関関係は明らか
  • 7
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 8
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 9
    ピークアウトする中国経済...「借金取り」に転じた「…
  • 10
    フジテレビ局員の「公益通報」だったのか...スポーツ…
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 3
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果が異なる【最新研究】
  • 4
    日鉄「逆転勝利」のチャンスはここにあり――アメリカ…
  • 5
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 6
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 9
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 10
    煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 6
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 7
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 8
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 9
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中