窮地の与党が頼るのは、全羅道育ちの「青い目の韓国人」医師...若手造反を食い止める「特効薬」になるのか?
To Heal Ruling Party Rifts
印は手始めにジェンダー平等に背を向ける尹に軽い一撃を食らわせた。定員13人の革新委員会に7人の女性委員を起用したのだ。
尹は女性閣僚のクォータ制を廃止し、政府組織の改編で「女性家族省」の廃止を目指すなど反フェミニスト政策を掲げてきた。女性票の獲得を目指すなら、そうした政策の見直しも必要だ。
印は尹の側近にも容赦なく矛先を向け、来年の総選挙には出馬を控えるか、激戦が予想されるソウルの選挙区から出馬するよう提案している。特権を貪ってきた尹の取り巻きに揺さぶりをかける考えを隠す気はないらしい。
そのほか議員の活動費の削減や実績調査で評価が低ければ党の公認を取り消すなど、必要性は分かっていても、議員たちがやりたがらない「痛みを伴う改革」も実施する構えだ。
印の解決策は簡潔にして明快。尹に忠実かどうかではなく、実力のある人材を採用する、というものだ。
新党結成は悪夢の展開
印が取り組むべき難題の1つは運動方針などをめぐって尹と対立した国民の力の李俊鍚(イ・ジュンソク)前代表との関係修復だ。
李は過去に実業家から事業優遇の見返りに性接待を受けたという疑惑が浮上し、昨年7月に党員資格を停止され、代表の座を追われた。本人は疑惑を全面的に否定している。
李によると、代表の座を自主的に降りれば、捜査を中止して大統領特使として外国に赴任させると党幹部から内々に持ちかけられたという。こうした尹政権のやり方は80年代の軍事独裁政権と同じだと、李は告発。党員資格の停止を24年1月まで延長された。
権力闘争は終わったかもしれないが、国民の力はその影響に苦しんでいる。若い男性有権者の間で人気の高い李は、昨年3月の大統領選をはじめ、同党の票集めの原動力となった。
李が党から処分を受けると、彼の支持層が一斉に党から離れた。支配的な尹を批判する李の支持基盤は拡大し、今では尹に幻滅した人々をも取り込んでいる。
10月16日に国会で記者会見を行った李の率直な発言は、一層冷ややかなものだった。李は、尹政権がゆがんだイデオロギーにのみ込まれ、尹による党支配を固めることに必死になっていると非難した。
「党は大統領に従属する組織ではないということが、そんなに難しいことなのか」と李は問いかけた。
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