大型ハリケーンが近付く海域で、数百匹のサメが集結する様子を撮影...気象の専門家からも注目集まる
Hundreds of Pregnant Sharks Gather in California During Hilary
2023年8月27日(日)20時00分
天気予報サイト「AccuWeather」の予報業務担当ディレクターであるダン・デポドウィンは本誌に対し、「我々は常に(気象予報の)新しい方法を探している」と述べ、さらにこう説明した。「現時点ではサメをハリケーン予測に活用してはいないが、サメを観測データとして活用し、それが将来の気象予報にどう役立つかを検証するという科学研究が進められていることは認識しており、高く評価している」
「一時的に避難してもすぐに戻ってきたはず」
動画が撮影された後に、一部のトラフザメが卵を孵化させる場所を離れた可能性はある。それでも、トラフザメたちはすぐに戻ってきたはずだ。
「今朝の時点で、まだ約200匹が同じ場所にいた」とノーザルは21日に本誌に語った。「嵐の間、一時的に深い水域に移動した可能性はあるが、少なくとも嵐が静まった今朝までには元の場所に戻って通常どおりに過ごしていた」
熱帯低気圧「ヒラリー」はカリフォルニアを通過する際、周辺地域に大規模な洪水を引き起こしたが、トラフザメたちは嵐の影響をものともせず、ほぼ普段どおりに過ごしていたようだ。