ロシア南部の黒海主要港付近で爆発と銃撃 ウクライナの水上ドローンによる報復攻撃か?
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ロシア南部の黒海沿岸の都市ノボロシースクの港付近で起きたとされる爆発の様子 Suchomimus / YouTube
ロシア国防省は4日、南部の黒海沿岸のノボロシースク港に近いロシア海軍基地がウクライナの無人艇(水上ドローン)の攻撃を受けたが、ロシアの軍艦が無人艇を破壊したと発表した。
ノボロシースク港はロシアの主要貿易港。
RIA通信によると、当局は攻撃による負傷者や被害は報告されていないとしている。
ソーシャルメディアには4日午前、ノボロシースクで爆発音と銃撃音が聞こえるという投稿が相次いだ。ウクライナの攻撃と確認されれば、ロシアの主要商業港に初めて攻撃を仕掛けたことになる。
ノボロシースク港を石油輸送拠点とするカスピ海パイプライン・コンソーシアムによると、当局が全ての船舶の移動を一時的に禁止した。施設に被害はなく、タンカーへの石油積み込み作業は続けているという。
