最新記事
2024米大統領選

米共和党員の45%「トランプ氏が有罪なら大統領選で投票せず」=アンケート調査

2023年8月4日(金)10時09分
ロイター
トランプ前大統領

ロイター/イプソス調査によると、米共和党員の約半数が、トランプ前大統領が重罪で有罪判決を受けた場合は同氏に投票しないと回答した。7月29日撮影(2023年 ロイター/Lindsay DeDario/File Photo)

ロイター/イプソス調査によると、米共和党員の約半数が、トランプ前大統領が重罪で有罪判決を受けた場合は同氏に投票しないと回答した。

調査は2─3日に実施。もしトランプ氏が「重罪で有罪判決を受けた場合、来年の大統領選でトランプ氏に投票するか」を尋ねた。

共和党員の45%が「投票しない」と回答。「投票する」との回答35%を上回った。残りは「わからない」と答えた。

もしトランプ氏が「服役中」の場合に投票するかという質問には、共和党員の52%が「投票しない」と回答。「投票する」と答えた28%を上回った。

今回の世論調査では、起訴は政治的迫害だとするトランプ氏の主張に共和党員が広く共感していることが示された。

共和党員の75%が、トランプ氏の起訴は「政治的動機によるもの」との意見に同意した。反対は20%、残りは「わからない」と答えた。

共和党員の66%は、トランプ氏の3度目の起訴状にある「選挙詐欺を勧誘した」という告発を「信じられない」とした。29%が「信じられる」と答え、残りは「わからない」と答えた。

ロイター/イプソスの世論調査は全米の成人1005人からオンラインで回答を集めた。誤差は約4%ポイント。

2020年大統領選の結果を覆そうとしたとして起訴されたトランプ前大統領は3日、首都ワシントンの連邦地裁に出廷する。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

試写会
米アカデミー賞候補作『教皇選挙』一般試写会 30組60名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中