「プリゴジンの乱」収束...元ロシア軍司令官はどう見ていた?
2023年6月26日(月)12時00分
昨年2月にロシア軍のウクライナ侵攻によって始まった戦争は、戦線を拡大して今も続いている。ウクライナ側は最近、欧米の支援を受けて領土奪還のための反転攻勢を開始した。戦争の終わりはまだ見えないが、欧米はウクライナへの支援を続ける構えだ。
ウクライナ戦争の戦い方に関して、プーチンをたびたび批判している元ロシア軍司令官のイーゴリ・ギルキンは「クーデターの試みが進行している」と述べている。
「今回の騒動がフェイクでなければ(その可能性は排除できない)、軍事クーデターが始まったと言える」と、ギルキンはテレグラムの投稿で見解を示した。
「国防省とワグネルの対立は、もはやコントロール不能ということになる。大統領が直ちに介入しなくてはならない。大統領がまだ権力を掌握していればの話だが......」