シャーロット王女は普通に就職し、フルタイムで働く王族にはならない
エリザベス女王の葬儀に臨むシャーロット王女 YouTube/The List
英王室は5月6日に執り行われるチャールズ3世の戴冠式に向け大忙しだが、その前の5月2日にはシャーロット王女の8歳の誕生日も控えている。
昨年、7歳の誕生日には念願のポニーが両親から贈られた。シャーロット王女は度々、生前のエリザベス女王にそっくりだと言われてきたが、馬好きも引き継いだようだ。
●7歳のシャーロット王女。母キャサリン妃が撮影するポートレートは毎年恒例。
エリザベス女王さながらの貫禄は初めてのカーテシーからも伺える。2017年には「わずか2歳で、シャーロット王女はすでに王室公務のプロ」と、報じられた。
●シャーロット王女は「公務のプロ」 監視カメラが捉えた初お辞儀
ロイヤルの素質十分と言えるシャーロット王女の将来について関心は高まる。
英デイリーメールの王室レポーターでコラムを執筆しているリチャード・エデンは、シャーロットは、フルタイムで働く王族ではなく、一般人同様に仕事に就くと予想する。
これは、チャールズ国王が以前から主張する「王室の合理化、またはスリム化」ビジョンに則ったもので、ウィリアム皇太子も、歴史が繰り返されないよう望んでいるという。
「私が聞いたところでは、皇太子夫妻は、7歳のシャーロットがフルタイムの王室として生きるのではなく、仕事を得ることを期待しています」とエデン氏。エリザベス女王の「スペア」であるマーガレット王女(2002年2月9日没)が現役だった過去の世代からの大きな変化だとしている。
現在の国王チャールズには、アン王女、アンドルー、エドワード王子の3 人の兄弟がいるが、全員が「王室勤務」だ。(アンドルーは2022年1月13日に王室の地位を失ったが)