かつてはオバマ夫妻と「同列」だったヘンリー&メーガンの零落ぶりが酷過ぎる
Prince Harry's Attack on the Royal Family Has Backfired Spectacularly
ヘンリーは彼を好ましく思う人々からも反発を招いてしまった。ヘンリーが発信する内容もメンタルヘルスや人種問題といった真面目なものから自身の下半身といったくだらないものが増えてしまった。
レピュテーション・マネジメント・コンサルタンツのエリック・シファー会長は本誌に対し、ヘンリーとメーガンの抱えている問題の一因は、これまでずっと前向きなメッセージを発信してきたのに、最近になって後ろ向きな話をするようになってしまったことだと述べた。
シファーは言う。「ヘンリーとメーガンは、環境や平等、メンタルヘルスに関して善意に満ちたメッセージを発してブランドを築いた。(だが)この1カ月ほどは、ヘンリーは『プロ被害者』のような後ろ向きな態度でこのイメージを壊し、アメリカでこれまで築いてきた優雅で前向きなブランドイメージをめちゃくちゃにした」
「反発は主に、前向きな(イメージの)土台の上にブランドを築いたのに、それを第3者の敵ではなく自分の父や兄に向けたミサイルへと変えてしまったことで生まれた認知的不調和から来ている」
「アメリカはいまだに家族中心主義だ。彼の個人的な痛みの深さを完全に理解してもらえれば別だが、リアリティTV的な悪い意味で行きすぎた情報公開は、一部の人々の間にマイナス感情を生みかねない」
あのポジティブなカップルはどこへ
メーガンは王室離脱後まもなく、黒人男性のジョージ・フロイドが白人警官に殺された事件を受けて「黒人の命も大切」運動を支持する発言をして話題となった。夫妻が設立した慈善団体、アーチウェル財団は、彼らのかつての行動の特徴だった誠実でポジティブな姿勢を今も維持している。
財団のウェブサイトにはこんなスローガンが掲げられている。「目的を共有し、グローバルな行動を取り、共感とともに道を開く」
だが、ヘンリーとメーガンが今やっているのは王室ひいては王制への誹謗中傷に過ぎない。
『スペア』には、ウィリアム王子夫妻がヘンリーとメーガンの結婚式でテーブルの上の名札を入れ替えたといった、さらにくだらない不満がたくさん出てくる。
バルモラル城では「ウィリーが跡継ぎで私がスペアだった」ために、ウィリアムの方が広い寝室を与えられた。またケンジントン宮殿では、エリザベス女王の侍従がヘンリーの部屋の窓のすぐ近くに車を停めてヘンリーの不興を買う。