メーガンは「女王に無礼」「あり得ない」 トランプ前大統領が痛烈批判...新国王は「素敵な人」
Meghan Was 'Disrespectful' to the Queen, Says Trump: 'You Can't Do That'
大統領当時のトランプとエリザベス女王(2019年6月) Chris Jackson/Pool via Reuters
<以前からメーガン批判の急先鋒として知られてきたトランプが、改めて批判を展開。ただ今回の発言には同意する人が多いはず、との声も>
アメリカのドナルド・トランプ前大統領は、イギリスのメーガン妃への批判を繰り返してきたことで知られる。そのトランプが10月4日、イギリスのテレビインタビューで、改めてメーガン妃への反感を表明した。自分はメーガン妃の「ファンではない」とし、メーガン妃は「エリザベス女王」と君主制という「概念全体」に対して「無礼だった」と述べたのだ。
トランプは2019年以降、アメリカ出身のメーガン妃を公然と批判し続けている。(2018年にヘンリー王子と結婚する以前に)メーガン・マークルが、「2016年の米大統領選挙でトランプが勝利したらカナダに移住する」と発言していたことを知ったことがきっかけだ。
当時「サン」の政治編集者だったトム・ニュートン・ダンは2019年、イギリスへの公式訪問を控えたトランプに対して、「あなたが当選したらカナダに移住すると彼女は言っていた。結局、イギリスに移住したが」と伝えた。
「それは知らなかった。いや。彼女の性格が悪いとは知らなかった」とトランプは答えた。ただし、同じインタビューで、メーガン妃はイギリスの公爵夫人として「見事に」やっていくだろうとも語っている。「彼女はとてもうまくやっていくだろう。私はそう願っている」
そんなトランプは今年10月4日、英「GBニュース」の番組で行われたインタビューで、保守派の司会者ローレンス・フォックスから、2020年に夫のヘンリー王子とともに英王室を離脱してアメリカに移住し、人生を築こうとしているメーガン妃とヘンリー王子についてどう思うかと質問された。
「ハリーは尻に敷かれている」
トランプは、「私はファンではない」と答えた。「彼女については、以前からそれほどファンではなかった」。そして、ヘンリー王子は妻に支配されているという噂にそれとなく触れ、性差別的な表現をほのめかした。
「男性が女性に支配されている状態を示す言い回しがあると思うが」とトランプは前置きし、「だが、あなたの番組でその表現を使うつもりはない...なぜなら、視聴率が上がってしまうからだ」と続けた。
トランプは4月、英「トークTV」の番組で、司会者のピアーズ・モーガンに対し、こう発言していた。「ハリー(ヘンリー)王子は尻に敷かれている(whipped)。『尻に敷かれる』という表現を知っているだろうか? 詳しい説明は省略するが、ハリー王子は、今まで見たことがないほど尻に敷かれている」