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ウクライナ情勢NATO、ウクライナにドローン防衛システム供給 数日中に=事務総長
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北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は18日、ウクライナがロシアによる重要インフラを標的としたドローン(小型無人機)攻撃から防衛できるよう、数日中にウクライナに防空システムを供給すると発表した。2021年10月撮影(2022年 ロイター/Pascal Rossignol)
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は18日、ウクライナがロシアによる重要インフラを標的としたドローン(小型無人機)攻撃から防衛できるよう、数日中にウクライナに防空システムを供給すると発表した。
ウクライナのゼレンスキー大統領によると、ロシアの空爆により今月10日以降、国内発電所の30%が破壊された。18日もウクライナのエネルギー施設が新たな空爆を受け、首都キーウ(キエフ)北部の火力発電所がある地域で複数回の爆発が発生、3人が死亡した。
ストルテンベルグ事務総長は、同盟国によるウクライナへの防空システム供給の強化がロシアの攻撃への対処法とし、「NATOは、イラン製を含むドローンの脅威に対抗するため、数日中に対ドローン防衛システムを供給する計画だ」と述べた。
イラン政府高官はロイターに対し、イラン政府がロシアに対し、ミサイルとドローンの追加供給を約束したと語った。
ストルテンベルグ事務総長は「いかなる国も、ロシアのウクライナに対する不当な戦争を支持すべきではない」とけん制した。
