ゴルバチョフの葬儀、国葬にはならず プーチンも参列せず
2022年9月2日(金)10時17分
ゴルバチョフ元ソ連大統領に献花するプーチン大統領 NBC News / YouTube
ロシアのプーチン大統領は3日に営まれるゴルバチョフ元ソ連大統領の葬儀に参列しないと、ぺスコフ大統領報道官が1日発表した。職務のためという。
その代わりに、プーチン大統領は1日、8月30日に死去したゴルバチョフ氏の遺体が安置されているモスクワの病院を訪れた。国営テレビは、プーチン大統領が棺のそばに赤いバラを置く様子を放映した。
ゴルバチョフ氏の葬儀は3日、一般に公開する形でモスクワ労働組合会館の「円柱ホール」で行われる。ぺスコフ報道官は葬儀について、国が準備を支援し、軍の儀仗兵が参加するなど国葬の「要素」はあると述べたが、国葬とはならない。
ロシア大統領府は8月31日、ゴルバチョフ氏を冷戦終結に貢献した非凡な国際政治家として称える一方、「血に飢えた」西側との和解を目指したことは大きな誤りだったとの見解を示した。
[ロイター]
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