ウィリアム王子、家族を「盗撮」したカメラマンに激怒する動画が流出
Prince William Receives Support After Video Shows Him Confronting Photographer 'Stalking' His Family
Hannah McKay-REUTERS
<動画はソーシャルメディア上で広まり、「よくもこんなことを」と激しい口調でカメラマンに詰め寄る王子の対応には賛否の声が>
英ウィリアム王子が、自分たち家族を勝手に撮影したと思われるカメラマンに詰め寄る様子を捉えた動画がネット上で広まっている。これを受け、王室ファンからはウィリアムを支持する声が上がっているようだ。
問題の動画には、ウィリアムがカメラマンと激しく口論する様子が映っている。このカメラマンは、ウィリアムが妻キャサリン妃と3人の子どもと一緒に、イングランド東部ノーフォークにある私邸の近くで自転車に乗っている様子を撮影していた疑いがある。カメラマンは、自分は何も悪いことをしていないと主張するが、ウィリアムは彼が子どもたちを「つけ回し」たと述べ、その「腹立たしい」行動を非難している。
動画には、ウィリアムがカメラマンに「君は僕たちを探してここに来たんだろう」と言う声が入っており、その後にキャサリン妃が、以前に同じ男性が家の前を車で通ったのを見たと述べている。
【動画】「よくもこんなことを」とカメラマンに詰め寄るウィリアム王子......動画はこちら
ウィリアムはカメラマンに対して、さらにこう言った。「よくも子どもたちに対してそんなことをしてくれたな。君は僕らや子どもたちを探して、つけ回していたんだ。土曜日に子どもたちと穏やかにサイクリングをしている僕らをつけ回して、君は名乗りもしないなんて」
カメラマンは、自分は公道を使っていただけだと主張。ウィリアム王子一家を撮影してしまっていたなんて気づかなかった、気づいたら撮影をやめていたと述べたが、ウィリアムはこう詰め寄った。
「君は自分が何をしているのか、ちゃんと分かっていたはずだ。君らマスコミも、もう学んでいると思っていたのに」
「過剰反応」だと批判する声も
テレグラフ紙の報道によれば、この「衝突」が起きたのは1年以上前のことだが、ウィリアムに詰め寄られたカメラマンと思われるテリー・ハリスが最近になって動画をユーチューブに投稿したことで、ネット上で拡散されたようだ。
ユーチューブに投稿されたオリジナルの動画は、2万回以上視聴された後に削除されたものの、その後、別のユーチューバーが動画を短く編集したものを投稿。同じ動画が、ツイッターやTikTokをはじめとするその他のソーシャルメディアにも転載された。
これを受けてソーシャルメディアの一部ユーザーからは、ウィリアム王子が過剰反応したのではと示唆する意見や、批判する声も上がった。