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ウクライナ情勢ロシアのスパイ、国際刑事裁判所へ侵入試みる オランダ当局が入国拒否
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オランダの情報当局は16日、ロシア軍の諜報員が身分を装ってハーグにある国際刑事裁判所(ICC)に侵入しようとしたと発表した。写真はICC。オランダのハーグで昨年3月撮影(2022年 ロイター/Piroschka van de Wouw)
オランダの情報当局は16日、ロシア軍の諜報員が身分を装ってハーグにある国際刑事裁判所(ICC)に侵入しようとしたと発表した。
当局によると、男は数年前から手の込んだ偽装工作を行い、4月にICCでの研修のためにブラジル人としてオランダに入国しようとした。ただ、入国を拒否され、ブラジルに強制送還された。
オランダ情報機関のトップは、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)による数年に及ぶ活動だったと指摘。「ロシア人がICC内の情報に違法にアクセスしようとしていることは明らかだ。これはかなりの脅威だ」と述べた。
ICCはウクライナでのロシア軍による戦争犯罪の疑いを捜査している。

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