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南シナ海中国軍機、南シナ海でオーストラリア哨戒機に向け危険な妨害
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オーストラリア国防省は同国空軍の哨戒機が5月に南シナ海上空を飛行中、中国軍戦闘機から危険な迎撃行為を受けたと明らかにした。写真はアルバニージー首相。5月に東京で代表撮影(2022年 ロイター)
オーストラリア国防省は5日、同国空軍の哨戒機が5月に南シナ海上空を飛行中、中国軍戦闘機から危険な妨害行為を受けたと明らかにした。
オーストラリア空軍哨戒機P-8が5月26日、南シナ海の国際飛行空域を定期哨戒中、中国軍の多用途戦闘機J-16(殲16)がP-8と乗員の安全を脅かす危険な行動に及んだという。
マールズ国防相は、中国軍機がP-8に非常に接近してアルミの小片を含むレーダー妨害の「チャフ」を散布し、それがP-8のエンジン内に取り込まれたと説明した。
アルバニージー首相は、政府として中国側に「適切なチャンネル」を通じて懸念を表明したと述べた。
中国外務省と在オーストラリア 中国大使館は、コメント要請に返答がなかった。
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