ヘンリー&メーガン、以前からバルコニーでの立ち位置は徐々に脇に追いやられていた
How Meghan Markle's Past Palace Balcony Appearances Show Her Pushed to Back
プラチナ・ジュビリーのイベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃(6月3日) Dylan Martinez-REUTERS
<今年のトゥルーピンク・ザ・カラーでは宮殿バルコニーに出ることができなかったヘンリー王子とメーガン妃。脇へ追いやられていった過去の立ち位置を振り返る>
英エリザベス女王の即位70周年を記念する「プラチナ・ジュビリー」イベントが始まり、6月2日には女王の誕生日を祝う「トゥルーピンク・ザ・カラー」パレードで、王族メンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せた。ただ、ここに並び立つことを許されなかったのが、スキャンダルで公務から退いたアンドリュー王子と、ヘンリー王子・メーガン妃夫婦だ。
今回はイベントには出席したものの、バルコニーには出ずに室内からパレードなどを見守ったヘンリーとメーガン。だが、実は過去のバルコニーでの様子を振り返ると、年を追うごとに中央の女王から離れて立ち位置が後方へと追いやられていたことが分かる。
今年のイベントについては、バルコニーに出るのは「公務に携わっているロイヤルファミリーだけ」と定められていたため、2020年に王室を離脱した夫妻がバルコニーに登場することはできなかった。では、2人が王室を離脱する以前には、バルコニーでどのような姿を見せていたのだろうか。
独身時代のヘンリー王子
メーガン妃がバルコニーに現れるのは、ヘンリー王子と結婚した2018年以降のこと。それまでは当然、ヘンリーはひとりでこのイベントに出席していた。2017年のトゥルーピンク・ザ・カラーでは、すでにキャサリン妃と結婚して子供をもうけていた兄ウィリアム王子一家の背後が立ち位置となっていた。
メーガン妃が初のバルコニーへ
2018年のトゥルーピンク・ザ・カラーには、結婚から1か月後のヘンリー王子とメーガン妃が登場。立ち位置はやや後方とはいえ、まだまだ中央の女王からほど近い位置ではある。一度はチャールズ皇太子と話しながら最前列に出てくる様子も見られたが、最終的には最前列に立つことはなかったようだ。
Trooping the Colour 2018: Newlyweds Prince Harry and Megan Markle join annual birthday parade... as Queen takes part without Prince Philip https://t.co/pURLloCe9G
— Evening Standard (@standardnews) June 9, 2018
2018年の英空軍100周年記念行事
バッキンガム宮殿のバルコニーに立つヘンリー王子とメーガン妃のイメージとして、おそらく最も有名なのはトゥルーピンク・ザ・カラーの際のものではなく、2018年7月に行われた英空軍100周年イベントの時のものだろう。結婚から2カ月後の2人にはこの時、「女王とウィリアム王子夫妻の間」という栄誉ある立ち位置が与えられた。
最後のトゥルーピンク・ザ・カラー
ヘンリー王子とメーガン妃にとって、最後のバルコニー登場となった2019年のトゥルーピンク・ザ・カラー。女王の周りはチャールズ皇太子やアンドリュー王子、アン王女が囲み、ヘンリー王子とメーガン妃はその後ろの右側に追いやられてしまっている。中央からは離れているものの、最前列の位置を確保しているウィリアム王子一家とはやはり差があるようだ。