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軍事中国3隻目空母「福建」が進水 命名は対台湾を意識
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中国3隻目となる空母「福建」 CCTV中文国际 / YouTube
中国国営メディアは同国3隻目となる空母が17日に進水したと伝えた。国内で設計・建造されたこの空母は「福建」と命名され、上海の江南造船所で開かれた式典には中国軍制服組トップの許其亮・中央軍事委員会副主席らが出席した。
国営メディアによると、同空母はカタパルト(射出機)発進システムを搭載した飛行甲板を備えている。
福建は1998年にウクライナから中古で購入し国内で改修した「遼寧」、2019年末に就役した「山東」に続く空母となる。
空母の保有数で中国を上回るのは米国(11隻)のみ。中国に次ぐのが英国(2隻)。
新空母の命名は、台湾海峡を挟んで台湾と対峙し、人民解放軍東部戦区司令部がある福建省にちなんでいる。
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