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ウクライナ情勢ウクライナで消息不明の米義勇兵、3人目の情報も
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米国務省は6月16日、ウクライナ渡航後に行方不明になっている米国人について3人目に関する情報があると明らかにした。写真は、行方不明になっている義勇兵の1人、Alexander Drueke氏(左)と母親。3月28日、ウクライナへの出国前に米アラバマ州で撮影。提供写真(2022年 ロイター/Lois Drueke/Handout )
米国務省は16日、ウクライナ渡航後に行方不明になっている米国人について3人目に関する情報があると明らかにした。ロシアによる拘束の可能性が懸念されている米国人義勇兵2人に関してはまだロシア側と接触していないという。
同省のプライス報道官は記者団に対し「現時点でロシアにはこの問題を提起していない。2人に関してロシアの拘束を示すものは何もない」とし、この情報が未確認であることに言及した。
この2人はロシア軍と戦うためにウクライナに渡ったが、家族によると1週間にわたり連絡が取れず、拘束が懸念されている。
米軍は2人が海兵隊員と陸軍予備役だったことを明らかにしたが、現在の所在に関する情報は提供しなかった。
プライス報道官はここ数週間に行方が分からなくなっている米国人がもう1人いるという情報もあるとし、「この人物は武器を取るためにウクライナに渡航したとみられる」と語った。

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