最新記事
ウクライナ情勢親ロシア派の裁判所、ウクライナ側の英国人ら傭兵3人に死刑判決
ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」の裁判所は、ウクライナで戦闘中に捕虜となった英国籍の2人とモロッコ国籍の1人に死刑判決を下した。写真は9日、ウクライナ・Bashtankaの破壊された建物(2022年 ロイター/Edgar Su)
ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」の裁判所は9日、ウクライナで戦闘中に捕虜となった英国籍の2人とモロッコ国籍の1人に死刑判決を下した。インタファクス通信が裁判所関係者の発言として報じた。
3人はウクライナ側として戦闘に参加し、ロシアの支援を受けた軍と戦っていた。3人の弁護士は控訴する方針。
トラス英外相はツイッターへの投稿で「これは全く正当性のない見せかけの判決だ」と反発した。
この裁判は急きょ、ほとんど非公開で行われた。
【話題の記事】
・【まんがで分かる】プーチン最強伝説の嘘とホント
・ウクライナのどさくさに紛れて「侵攻」を狙う、もうひとつの旧ソ連の国
・戦況マップ】ロシア軍は数日でこれだけ占領地域を失った
・遺体ばかりか負傷兵も置き去り──ロシア軍指揮官のプロ意識がさらに低下