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感染症サル痘「コロナとは違う」 世界の専門家から見解
サル痘感染で世界に懸念が広がるが CYNTHIA S. GOLDSMITH, RUSSELL REGNERYーCDCーHANDOUTーREUTERS
<アメリカなど20カ国超で200症例以上が確認されているが、感染拡大を恐れるべきなのか>
世界各国で感染が確認されているサル痘について、専門家は新型コロナウイルスの世界的危機とは様相が異なるとの見解を示した。
感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)を率いるリチャード・ハチェットは5月26日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で取材に応え、サル痘は「懸念される感染症」だが「呼吸器感染しないため、現在コロナで起こっているような世界的危機は見られない」と話した。
米ヘルスケア大手ノースウェルヘルスの内科医フランク・コンタセッサも、「コロナは感染者のそばにいるだけで感染するほど非常に感染力が高く無症状で感染を広げることもあるが、サル痘は違う」と言う。
サル痘は皮膚の傷や体液、発疹部位との接触、寝具などを通じて感染し、飛沫感染もあるという。熱や頭痛、筋肉痛などの症状があり、顔や足裏、手などに発疹が広がる。
アメリカなど20カ国超で200症例以上が確認されている。
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