北朝鮮、新型コロナで初の死者を報告 感染ゼロから一転、35万人が発熱の症状
12日未明、 新型コロナウイルス対策の会議にマスクを付けた姿で現れた金正恩 MBN News / YouTube
北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、新型コロナウイルスにより少なくとも1人が死亡したと報じた。
原因不明の発熱が4月下旬以降広がり、これまでに約35万人が発熱の症状を発症、10日だけでも発熱の症状を訴えた人は1万8000人に達した。約16万2200人が治療受けたが、新型コロナの陽性判定を受けた人が何人いるかは報じていない。
18万7800人が現在、隔離状態で治療を受けているという。
発熱症状者のうち少なくとも6人が死亡し、そのうち1人はオミクロン変異株の感染が確認されたと伝えた。
北朝鮮は12日、新型コロナの流行を初めて確認したばかり。KCNAによると、金正恩朝鮮労働党総書記はコロナ拡散を防ぐため、全域で市と郡の「厳格な封鎖」を命じた。
当局は検査や治療の体制を整え、感染防止のための消毒作業を徹底しているという。
【話題の記事】
・コロナ感染で男性器の「サイズが縮小」との報告が相次ぐ、「一生このまま」と医師
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・日本のコロナ療養が羨ましい!無料で大量の食料支援に感動の声
・コーギー犬をバールで殺害 中国当局がコロナ対策で...批判噴出