カミラが王妃?そんな裏切りはダイアナと英国民が許さない
Princess Diana's Legacy Hangs Over Camilla's Fate As Queen Consort
チャールズは1981年にダイアナと結婚したが、チャールズがカミラとの不倫を続けていたことが原因で、1990年代のはじめに結婚は破綻した。2人は1992年に別居を始め、1996年に離婚。その翌年の1997年8月に、ダイアナはパリの自動車事故で亡くなった。
英王室は以前、カミラの位置づけについてウェブサイトでこのように説明していた(この一節は2017年10月頃に削除されている)。「2005年4月の結婚当時に説明されたとおり、ウェールズ皇太子が国王に即位すれば、公爵夫人は国王夫人として知られることになる」
カミラがチャールズとダイアナの離婚の一因になったことについては、ダイアナ自身が語った音声が残されている。これはダイアナが極秘で自伝を出版するために録音し、伝記作家のアンドリュー・モートンにこっそり渡していたものだ。
録音テープの中でダイアナは、「彼女のことはとても早い段階で知っていました。王室と親しい人々に紹介されたときです。私はとても若かったけれど、脅威と見なされました」と述べている。
「夫が欲しい」とダイアナ
「カミラについては、チャールズと何度も議論しました。一度、彼がお風呂に入りながら彼女に電話しているのを聞いたことがあります。彼はこう言っていました。『何があっても、僕はずっと君を愛している』と」
「私がその会話を聞いていたことを彼に言うと、ひどい喧嘩になりました」
ダイアナはモートンに、1989年にあるパーティーでカミラと対峙し、夫との関係について問い詰めたことがあると語った。
するとカミラはこう答えたという。「あなたは欲しいものを全て手に入れているでしょう。世界中の男があなたに恋しているし、美しい子どもが2人いる。それ以上、何が欲しいの?」
この言葉にダイアナはこう答えた。「私は自分の夫が欲しい」