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[シン・常識検定] 中国と一帯一路参加国の人口の合計は、世界人口の何%でしょう?

2022年1月14日(金)16時00分
一田和樹

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中国と一帯一路参加国の人口を合計すると世界の人口の62%となり、GDPでは30%、 エネルギー資源では75%を占める(2018年時点)。投資規模では2027年までに中国は一帯一路に120兆円から130兆円を投資すると考えられている。

さらに一帯一路参加国のほとんどはグローバル・サウス(アジア、アフリカ、ラテンアメリカ)諸国であり、今後人口が増加し経済が発展すると予想されている。つまり、 人口とGDPにおいて、さらに世界における存在感が大きくなると考えられる。

国連の人口予測によれば特に人口増加が見込まれるのはアジアとアフリカであり、なかでもアフリカの伸び率が高い。人口増加を経済の発展に結びつけるためには教育が不可欠だが、中国および一帯一路参加国は大規模な教育支援を行っている。その結果、世界の高等教育のあり方を変容させるほどの影響力を持つにいたっている。

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